
Stefan GlowaczとUwe Hofstädterは、アメリカのヨセミテ、ビックウォールの登頂に成功したものの、窮屈なクライミングシューズのせいで足は火傷をしたような猛烈な痛みが出ていた。20ピッチを超えるハードなビックウォールクライミングや長時間のボルダリングでも痛みがなく、快適に登り続けられるクライミングシューズを開発すること決めた。当時ブレイクしていたバンド「Red Hot Chili Peppers」を聴きながら、クライマーが本当に欲しいクライミングシューズの開発と販売を行うと決意する。そしてブランド名をRed Chili(レッドチリ)と決め、やるべきことを紙に書き出した。Red Chili(レッドチリ)の最初のクライミングシューズが店頭に並んび、クライミングシューズのリーディングブランドの仲間入りを果たした瞬間だった。設立から20年近く経った現在も、Red Chili(レッドチリ)は世界中のクライマーが必要としているシューズやギアの開発に力を入れている。